コロナ禍の長期化などに伴い、三郷市は、「『高齢者』『妊婦』の移動支援（市内タクシー券補助）事業」の補正予算案を1月24日の臨時市議会に提案し、可決された。
同事業は、コロナ禍の日常生活での移動支援。「高齢者移動支援事業」では、今月1日に住民登録されている65歳以上の高齢者（1957年2月2日以前に生まれた人）約3万9000人が対象。タクシー利用券が1人当たり5000円分、一律に配布される。発送は2月中旬を予定。
一方、「妊産婦移動支援事業」は、妊産婦検診などを支援するため、来年1月31日までに母子健康手帳の交付を受ける妊婦が対象。2月末までに母子健康手帳を交付された人には郵送し、来月以降に母子健康手帳を受け取る人には妊婦面談の際に1人2万円分を手渡す。