三郷市

三郷/子ども司書認定新たに23人誕生

 三郷市教育委員会は12月23日、同市泉のピアラシティ交流センターで、「第13期子ども司書養成講座閉講式」を実施した。

子ども司書認定証を手にする児童たち


 式典では大塚正樹教育長教育長から受講者に「子ども司書認定証」が手渡された。その後、一人一人が「読み聞かせで達成感を感じた」「POP(ポップ=イラストなどによる販促物)作りが一番心に残っている、褒めてもらえてうれしい」などの感想や「読書ボランティアを行いたい」「学んだことを多くの人に伝えたい」などの抱負を述べた。


 大塚教育長は「初めの一歩は勇気がいるが、自分たちで踏み出した子ども司書への道。数多く豊かな経験につながったと思う」と強調。「本と人、人と人をつなぐ子ども司書として今後のさらなる成長に期待したい」と激励した。

 講座は昨年7~11月に全6回実施され、市内の小学校6年生23人が受講した。図書館の歴史や司書の仕事、読み聞かせに向いている本の選び方などの座学のほか、お薦め本の紹介文やPOPを作成する実習などが行われた。

 子ども司書は、小学校や来年度進学する中学校などで活動を続け、本の魅力や楽しさを伝えることで、「日本一の読書のまち」をうたう同市を支えている。