三郷市

三郷/商工農で異業種交流

産業フェスに4万人

 三郷市の商工まつりと農業祭を合同開催する「みさと産業フェスタ2024」が11月16、17の両日、同市役所南側の市民広場と勤労者体育館、青少年ホームで行われ、延べ約4万人(主催者発表)が来場した。


 農業祭では、地場産野菜や観葉植物、果樹などの品評会や即売会、野菜で作った宝船の展示、解体即売、野菜や花卉などの生産者卸売会、市特産品の小松菜の試食会などが行われた。

農業祭で展示されていた地場産野菜や野菜で作った宝船など


 一方、商工まつりではグルメや雑貨販売のほか、起震車体験や車の無料点検、税の無料相談会、住宅情報展示などのブースが出店。また、県立三郷工業技術高校の生徒による課題研究作品や段ボール迷路、紙芝居、子ども向けのものづくり体験などのワークショップなど幅広い出店があり、会場は大いににぎわっていた。


 会場内の特設ステージではヒーローショーなども開催。マツコ・デラックスのものまね芸人、北条ふとしさんがスペシャルゲストとして物真似を披露するなど盛り上げに一役買っていた。

 式典で木津雅晟市長は「市産業の理解を深め、異業種間の交流を行う場」と強調。「昨年11月の三郷流山橋開通が産業振興につながる。今後、さらなる飛躍を目指し、まちづくりを進めていく」と述べた。また、同市商工会の信田貴久夫会長は「産業や農業の振興と地域交流が図られる場」とし、「大いに楽しんでもらいたい」と述べた。