三郷市

三郷/子どもたちが絵本に親しむ

紙芝居や切り絵が人気

 「みさと秋の読書祭り2024 みさと絵本サーキット」が11月2、3の両日、三郷市中央の「三郷中央におどりプラザ」や「におどり公園」で行われ、多くの親子連れでにぎわった。

紙芝居「でんしゃがくるよ」を披露する絵本作家のとよたかずひこさん (三郷市提供)


 2日には絵本作家、とよたかずひこさんが招かれ、「おはなし会」として自作の紙芝居「でんしゃがくるよ」を披露。また、講談社の「本とあそぼう全国訪問おはなし隊」が550冊以上の絵本を積んだキャラバンカーを施設前に乗り入れ、絵本の自由閲覧が行われた。

 3日は絵本作家、三浦太郎さんが招かれ、ワークショップ「紙を切ったらなんになる?」を実施。色や大きさは自由だが形は同じという決まりで、子どもはそれぞれ自由な発想でさまざまな切り絵を作っていた。


 また、真ちゅうのパイプを床に落として音楽を奏でる〝世界一投げやりな楽器〟の「バンジーチャイム」の体験会や絵本の塗り絵体験、缶バッジ作りなどのワークショップが行われた。さらに、両日とも1000冊の絵本や児童書などを販売などもあり、来場した親子らは絵本に囲まれた楽しい一日を過ごしていた。