三郷市

三郷/本の面白さ伝えたい

司書養成講座開講式にで児童23人

 三郷市教育委員会はこのほど、「日本一の読書のまち」推進事業として、「第13期子ども司書養成講座」の開講式を同市立ピアラシティ交流センターで開催した。
 今回は市内の小学6年生23人が受講。受講者には市のマスコットキャラクター「かいちゃん&つぶちゃん」のイラストや「日本一の読書のまち三郷」「子ども司書」と書かれた緑色のエプロンが配布された。

開講式に参加した大塚正樹教育長(前列中央)と児童ら (三郷市提供)


 受講者は初めに一人一人自己紹介しながら、「好きな小説などを紹介していきたい」「多くの人々に本の楽しさ、面白さを伝えたい」「小さな子どもたちに読み聞かせをしたい」などと抱負を語った。

開講式で抱負を語る児童


 大塚正樹教育長は「早く子ども司書として活動したいという意気込みが伝わってきた。日本一の読書のまち三郷をけん引する未来の読書リーダーとして成長することを期待する」と激励した。

 子ども司書は第1期13人からスタートし、昨年で371人となった。講座は11月までに全6回実施され、図書館の歴史や司書の仕事などについて学び、本の紹介文の作成や読み聞かせの実習を行う。閉校式は12月23日を予定している。