三郷流山橋近くにある江戸川河川敷の三郷緊急用船着場で11 日、「第14 回みさと船着場フェスティバル」が5年ぶりに開かれ、市内外から大勢が来場した。
「海がない埼玉県でも水と親しもう」という同市初夏の人気イベント。
特に、小型船舶免許教習所やチャータークルーザーなどを行う「エムジーマリーン」(齊藤紀幸社長、千葉県市川市)の協力で実施した、水上バイクやジェットボートの乗船体験が人気を集めた。乗船した子どもたちは「スピードが出て最初は怖かったけど楽しかった」「また乗りたい」などと話していた。
また、治水PRコーナーやレスキューデモンストレーションなど水に関する展示やイベント、グルメコーナー、ダンスのパフォーマンス、こどもの防火衣試着体験、起震車体験、凧(たこ)づくり体験などがにぎわっていた。
同船着場は、JR武蔵野線三郷駅南口から徒歩5分の江戸川沿いに国土交通省が整備したもの。災害時などには物資輸送の拠点として使われるが、普段は休憩施設「みさとの風広場」として、サイクリングやウォーキングの愛好者らに活用されている。