三郷市

三郷/保護犬・猫譲渡会に3000人

「1匹でも多く里親に」

 三郷市新三郷ララシティの「IKEA新三郷」で6日、保護犬・保護猫譲渡会「IKEA新三郷に行くにゃーーー❢❢」が開催され、約3000人の来場者でにぎわった。

IKEA新三郷で行われた譲渡会のようす

 主催は市内の動物愛護団体「みさと動物愛護クラブ」(佐々木修代表)で、同クラブをはじめ7団体が参加。保護犬25匹、保護猫25匹の計50匹が里親との出会いを待ち、家族に迎え入れられるケースも数多く見られた。

 このイベントは、市内外の複数の保護団体が合同で、里親を必要とする保護犬や保護猫と参加する譲渡会。
 佐々木代表が「里親を探す場所を」と話を持ちかけ、店舗側が地域活動の一環になればと、全国のIKEAに先駆けて2018年9月に初めて開催した。以降、この取り組みが評価され、全国のIKEAでも譲渡会が実施されている。

飼い主を待つ猫

 佐々木代表は「ペットショップやブリーダーからの購入だけでなく、保護犬・保護猫を迎え入れるのも選択肢の一つとして考えてほしい」と述べ、「IKEA新三郷」の担当者は「譲渡会の需要は全国でも埼玉県がトップクラス。1匹でも多くの子が里親と巡り会えるよう、今後も支援していきたい」と話していた。