三郷市社会福祉協議会はこのほど、「戸ヶ崎」「彦沢」「岩野木」の市内3つの老人福祉センターの利用者らに、ギリシャ選手団に贈呈する応援メッセージを作成してもらった。
各施設の利用者らは、センター職員から説明を聞いた後、同市マスコットキャラクター「かいちゃん＆つぶちゃん」が、右胸の部分に刺しゅうされた白地のポロシャツに、「メダルをめざしてがんばって」「三郷で応援しています」など、思い思いのメッセージをマジックで書き上げた。
また、岩野木老人福祉センターの職員らが、ギリシャの風景写真などを用いてパネルを作成。各施設がメッセージを書くスペース周辺にそのパネルを設置し、機運醸成を図っていた。
1964年の東京五輪の際、妻がプレゼンテーターを務めたという同市彦沢の73歳男性は「メッセージには、『コロナ禍だけどお互いに頑張ろう』という気持ちを込めた」とし、「今回のオリンピックは、競技場で直接応援することは出来ないが、テレビで応援したい」と話していた。
応援メッセージが書かれたポロシャツは、同市プロジェクト推進課を通じ、来日するギリシャの選手団に届けられ、練習会場などに飾られるという。