三郷市と「同市ホストタウン交流実行委員会」(豊田幹雄委員長)は3日、「ららぽーと新三郷」のスカイガーデンで「MISATOホストタウン・トークショー」を開いた。大勢の市民らが聴き入った。
参加したのは、2004年のアテネ五輪の女子マラソン・金メダリストの野口みずきさん(43)と、同五輪MTB(マウンテンバイク)出場の竹谷賢二さん(51)、同パラリンピック・男子車いすマラソン6位で12年のロンドンパラリンピックの同種目5位入賞の花岡伸和さん(45)。元・AKB48のメンバーで、三郷市PR大使の宇佐美友紀さん(36)が司会を務めた。
野口さんらは、ギリシャの印象や思い出、五輪やパラリンピックの楽しみ方、選手になったきっかけなどについて話した。東京五輪・パラリンピックについて3人は、「選手を応援してもらいたい。選手の姿を見た子どもたちが後に続きたいと思ってほしい」(野口さん)、「いろいろな立場や状況はあるが、純粋な気持ちで応援してもらいたい。映像で見るのも解説があって楽しめる」(竹谷さん)、「何十年後にはマスクなしで、この大会のことを語り合える日が来れば」(花岡さん)と話していた。
3人は「こんな時だからこそ、前向きに応援してもらえれば」と選手への応援を呼びかけていた。