三郷市の木津雅晟市長と市職員ら約100人が7月26日、同市役所正面玄関で「東京オリンピック選手村」(東京都中央区)に向かう「ギリシャ共和国陸上競技連盟選手団」の選手を見送った。
同選手団は総勢34人。同17日から随時来日し、同市陸上競技場(セナリオハウスフィールド三郷)などで事前キャンプに入り、大会前の調整を行っていた。
同日、選手村に向かったのは、リオデジャネイロ五輪女子棒高跳びの金メダリスト、エカテリナ・ステファニディ選手(31)ら24人。エカテリナ選手は「三郷市内を見て回ることができなくて残念だった」と、初めての日本を堪能できない
寂しさを口にしながらも、「3日間という短い滞在だったが、施設も新しく、トレーニング環境も整っていた。メダル獲得に挑みたい」と、感謝の言葉とメダルへの意欲を語った。
木津市長は「ギリシャの選手らが大会で活躍し、メダルを取るのが楽しみ。今後も交流を深めていきたい」と述べた。