年末恒例の「三郷第九演奏会」が24日(日)午後2時から三郷市文化会館大ホールで行われる。ベートーベンの最高傑作、交響曲第9番「合唱付き」を歌うために結成された「三郷第九合唱団」と公募による参加者の混成合唱団が、「歓喜の歌」を高らかに歌い上げる。
2008年暮れに「三郷第九演奏会」が初めて行われ、その時の有志が中心となって翌09年、「三郷にオーケストラをバックにした第九の文化を根付かせよう」と三郷第九合唱団が設立された。団員は約35人。暮れの演奏会に向け、毎週土曜の午後、練習を続けている。今年は公募で県立三郷工業技術高校合唱部の8人が加わる。
指揮は山本誠一郎さん。ソリストはソプラノ田坂蘭子さん、メゾソプラノ遠藤千寿子さん、テノール岡本泰寛さん、バリトン志村文彦さん。管弦楽は「三郷第九交響楽団」。
第1部は「ピースフル・ソング・メドレー<平和への祈りをこめて>」と題して、「イマジン」「ウィ・アー・ザ・ワールド」「島唄」ほかと、モーツァルト「アベ・ベルム・コルプス」。第2部が「第九」。
開場は午後1時15分。料金は全席指定2000円。未就学児入場不可。チケットは同文化会館チケットサービス☎958・9900で取り扱っている。
<問い合わせ>三郷第九を歌う会のタカノさん☎957・4423かタカハシさん☎951・8340。
三郷市/〝歓喜の歌〟高らかに 24日、年末恒例「第九」合唱付き