埼玉東たばこ商業協同組合(小柴文男理事長)は11月20日、JR三郷駅周辺で「未成年者喫煙防止キャンペーン」を行った。
同組合のメンバー約70人のほか、県立三郷、三郷北、三郷工業技術各高校の生徒有志約20人も参加。駅の利用者らに向けてメガホンで未成年者の喫煙防止を訴え、「NO、とめよう。20歳未満の喫煙」と書かれたポケットティッシュを配布した。
同組合は毎年この時期に駅の利用者らに向けて「未成年者の喫煙防止」の啓発活動を実施してきたが、コロナ禍のため2020年から活動を自粛。今回4年ぶりの再開となった。
参加した県立三郷高校生徒会長の兼久啄臣君(17)は「キャンペーンをきっかけに20歳未満の喫煙を減らしたい。昨年から成人年齢が18歳と規定されたが、喫煙と飲酒は20歳になってからということも生徒会を通じて発信していきたい」と話していた。
小柴理事長は「たばこ税は市の貴重な財源ではあるが、未成年者の喫煙は見過ごせない。今後も未成年者の喫煙防止運動の輪を広げていく」と述べた。