三郷市

三郷市で子ども司書10期生養成講座開講式

 三郷市教育委員会は17日、「日本一の読書のまち」を推進する事業として、「第10期子ども司書養成講座」の開講式を同市泉の市立ピアラシティ交流センターで開催した。節目となる今回は、市内小学6年生35人が受講する。

 開講式はコロナ禍のため、3密を避け2回に分けて実施した。受講者には市の公式マスコットキャラクター「かいちゃん&つぶちゃん」のイラスト入りの緑色のエプロンが配布された。はじめに、受講生が1人ひとり自己紹介し、「好きな短編小説を紹介したい」「いろいろな人に本の楽しさを伝えたい」「小さい子どもたちに読み聞かせしたい」などと抱負を語った。

 有田るみこ教育長は「第1期の13人からスタートして、今回で子ども司書は280人を超える。未来の読書リーダーとして活躍を期待します」と激励した。

 講座は全6回、夏休みは自宅でオンラインで集中講座を行い、図書館の歴史や司書の仕事、読み聞かせに向く本の選び方などについて学ぶ。実習は、おすすめ本の紹介作文を書き、POP(絵やイラストなどによる宣伝広告)作成など行う。12月11日に閉講式を予定している。