JAさいかつ(根岸信一郎組合長)は10月10日、埼玉県産の新米1・5㌧(約60万円相当)を三郷市に寄贈した。
同市役所で行われた寄贈式で根岸組合長は、「今年は高温障害やカメムシの被害などで収穫量は心もとないが、食味は非常によい。子ども食堂やフードパントリーで使っていただきたい」と述べ、木津雅晟市長に目録を手渡した。
木津市長は「コロナで生活が厳しい人たちが多い中、米の寄贈は本当にありがたい」と謝辞を述べ、感謝状を手渡した。
寄贈された米は「吉川のしずく」。同JA管内で収穫された特別栽培米「コシヒカリ」の中でも、食味値(米のおいしさを数値化したもの)が80以上のものを厳選した米となっている。