三郷市

三郷市/陸上競技など優秀な成績 児童生徒が市長訪問

 少年の主張や陸上競技で優秀な成績を収めた児童生徒が9月25日、三郷市役所に木津雅晟市長を表敬訪問した。

 表敬訪問したのは、「少年の主張埼玉県大会」で「二つの母国のために」を発表し、最優秀賞(知事賞)に輝いた彦糸小6年のオマー・ビラル・モハメド君(12)と、「全国中学校体育大会」に出場した栄中2年の石川清麗さ(12)(共通女子100㍍)、前川中3年の古関野乃さん(14)(共通女子200㍍)、北中3年の佐生凛太郎君(15)(共通男子走り高跳び)、早稲田中3年の田中翔晟君(15)(共通男子100㍍)の計5人。

木津市長(写真中央)を表敬訪問した児童生徒ら(左は大塚正樹教育長)

 モハメド君は、大会出場を通して自分の世界が広がったことや感じたことを話した。体育大会に出場した4人は、全国の壁が厚く悔しい思いをしたことや、今後さらに努力することを伝えた。

 木津市長は「校長先生や両親の力添えなどがあってこそ。今回のことを契機にさらなる高みに羽ばたいてもらいたい」と激励した。モハメド君は「将来は尊敬する父親のように立派な土木技師になり、さまざまな課題を解決しながら働く、日本とエチオピアの懸け橋になりたい」と熱く語っていた。