三郷市

三郷市/給食センター老朽化 新設し来年度開所へ

 三郷市はこのほど、市内の中学校に給食を提供している「岩野木学校給食センター」の老朽化に伴い、瑞沼市民センターのグラウンドに「(仮称)瑞沼学校給食センター」を建設すると発表した。9月末から本格的な工事に着工し、来年度中のオープンを目指す。

新しく建設される「(仮称)瑞沼学校給食センター」のパース図

 新給食センターの敷地面積は約5600平方㍍。建物は鉄骨造2階建て。市内の中学校8校分の給食約4000食(最大5000食まで対応可能)を提供する。同市初の炊飯室やアレルギー対応室が設置されるほか、食育について学べる見学通路や展示スペース、研修室兼食堂が設置される。

 また、災害対応受水槽やかまどベンチ、災害用トイレなども完備。災害時には北部地域の地区防災拠点である瑞沼市民センターと連携し、炊き出しや防災広場として活用される。総建築費は31億5000万円を見込んでいる。