三郷市鷹野の農家、白石茂さん(69)の「白石農園」でブルーベリーが最盛期を迎えている。
白石さんの農園では約15年前からブルーベリーの栽培を行っており、現在は約3000平方㍍の畑で、20種ほどの品種を育てている。ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」は、目の粘膜を保護してくれるビタミンAも豊富に含まれることから、人気が高い。
白石さんは研究熱心で「カタログで新しい品種を見かけると育ててみたくなる」と言う。2年程前に「ピンクレモネード」という品種も育ててみたところ、さわやかな甘みで味もよかったため、増やしていく計画だ。ただし、「品種の見定めには5年ぐらいかかる」ため、食べられるのはしばらく先になりそうだ。
「ブルーベリーは土地に左右され、現在も試行錯誤中。新品種が適合し、よい実が育ってくれれば」と話している。
同農園では8月末までブルーベリーの摘み取りを行っている。入園時間は午前9時30分から10時30分まで。入園料は中学生以上1人1500円。大人1人につき小学生以下2人まで無料。600㌘をオーバーすると追加料金がかかる。希望者は入園前日までに電話予約する。電話は午前10時頃と、午後3時過ぎが比較的つながりやすいという。
<問い合わせ>「白石農園」の白石さん☎952・7953。