三郷市

三郷市/飲み水を安全に 蛇口点検

 三郷市は5日、水道週間(1~7日)に合わせて「第12回公園のじゃぐち点検プロジェクト」を実施し、三郷市北部浄水場(同市田茂井)で出陣式が行われた。

 市民が公園や広場を利用する際、水を安心・安全に使用してもらえるよう、例年この時期に実施している。市指定管工事業協同組合(濱島義彦理事長)の協力を得て、におどり公園や早稲田公園など、市内77か所の水道の蛇口を点検する。

 出陣式で木津雅晟市長は「昨年、水道通水55周年を迎え、水道水の安心・安全を図るため、耐震管の整備を進めている」とし「いつでも安心して水を飲めるよう点検をお願いします」と組合員を激励。「出陣❢」と宣言すると、約80人の組合員も「オー❢」と力強く応え、車両に乗り込んで出発した。

早稲田公園の蛇口を点検する濱島理事長(写真右奥)ら

 同市早稲田の早稲田公園の蛇口を点検した濱島理事長は、「最近はコロナ禍で外出が制限されていたため、蛇口を折ったり小石を詰めたりする被害が減ってきた」と明かすとともに、「飲み水はもちろん、トイレなどの点検も行い、災害時でも使えるよう心がけている。小さな子どもたちも利用する公共の蛇口を大切に扱っていただきたい」と話していた。