｢弱虫ペダル｣のポスターで啓発
吉川警察署(江田浩之署長)はこのほど、自転車のヘルメット着用を促す啓発ポスターを作成し、同署管内の学校や商業施設、JRやTX(つくばエクスプレス)などの駅に寄贈した。自転車競技を題材にした人気アニメ｢弱虫ペダル｣(NHK総合テレビ/著者･渡辺航、週刊少年チャンピオン)のキャラクターたちが描かれ、｢誰よりも、安全に！｣｢ヘルメット着用努力義務始まる！｣といったキャッチコピーや、｢自転車安全利用五則｣の文言が書かれている。
同署で行われた寄贈式には、｢自転車ヘルメット着用モデル校｣に委嘱された県立三郷高校(上田誠治校長)3年生で生徒会長の兼久琢臣君(17)が出席し、江田署長からポスターを手渡された。
兼久君は｢朝のあいさつ運動や生徒会新聞の中などでもPRし、周知徹底したい｣と述べ、江田署長は｢ポスターを活用し、リーダーシップを取ってヘルメット着用を推進してもらいたい｣と話していた。
5月は｢自転車マナーアップ月間｣で、毎月10日は｢自転車安全利用の日｣であることから、10日には同校の自転車通学者など約350人を対象に啓発活動を実施している。