松伏町

松伏/音楽でフレイル予防 合唱団が施設を慰問

松伏町の介護老人保健施設「なのはなの里」で熱唱するコール吉川のメンバー
松伏町の介護老人保健施設「なのはなの里」で熱唱するコール吉川のメンバー

 12月23日、クリスマス会が松伏町金杉の介護老人保健施設「なのはなの里」(高倉施設長)で行われました。
 同施設は開所当時から、入所者のフレイル予防を目指して音楽療法を積極的に取り入れ、みんなで楽しく歌を歌ってきました。コロナ禍では外部からの慰問などが制限されていましたが、ようやく騒ぎが落ち着いたため、合唱団のコール吉川(川崎容子代表)に慰問の話が持ち込まれ、メンバーも張り切って出かけました。
 施設の皆さんは和やかに迎えてくれました。広間に集まりみんなで昔懐かしい歌を歌っていくと、涙ぐむ人や大きな声で元気よく歌う人もいて、ボランティアに初めて参加した合唱団のメンバーは「励ましに来たつもりだったけど、逆に元気をもらった」と話していました。
 高倉施設長も入所者が楽しそうに歌う姿を見て、「次回はボランティアの中に入って一緒に歌い、皆さんを元気づけたい」と話していました。
 (戸)