松伏町

松伏/平和願う文化祭

1700人がバザーなど楽しむ

アトラクション会場ではダンスが行われた。
アトラクション会場ではダンスなどが行われた。

 「第48回松伏町民文化祭」が12月16日、同町の田園ホール・エローラ(中央公民館)で「平和を願う文化祭」をテーマに行われ、約1700人が訪れた。コロナ禍での中止を経て4年ぶりの開催。同町文化協会が主催した。
 開会と同時に、来場者は、目当ての場所になだれ込んだ。屋内では、同町保護司会・同区更生保護女性会のバザーや、手芸、美術、書道、将棋、お手玉やおはじきなどの昔の遊びが行われ、幼児から高齢者まで楽しんでいた。
 中庭では、「ゆめみ野工房」のパンや焼き菓子、「スマイルクラブ」の焼きそばや豚汁、自家焙ばい煎せん珈コー琲ヒー「咲さ久く羅ら」などの飲食コーナーが昼過ぎまで混雑していた。
 アトラクション会場では、ダンス、コーラス、吹奏楽など幅広い年齢層の人たちが舞台に立ち、喝さいを浴びていた。
 文化祭には必ず足を運ぶという笹倉孝子さん(78)は「年1回だから楽しみにしていた。特にバザー。踊りには友だちも出ていたし、いろいろあるから学ぶことがたくさんある」と午後3時まで文化祭を楽しんでいた。
 同協会の三瓶修次郎会長は、「久々の開催で、空も晴れ気温も暖かかったから、みんなが集まってよかった。町も高齢化で人数が少なくなってきたが、楽しんでもらえてよかった」と話していた。