来年1月22日まで
「カレーのまち」松伏町でカレーを食べ尽くそうという、恒例の「松伏ふるさとカレー スタンプラリー」が15日から来年1月22日までの予定で始まった。今年は5周年を記念して、「推しみせ」「カレー川柳」「カレーの日」と多彩なイベントも用意され、同町環境経済課は町内外からの幅広い参加を呼びかけている。
同町は国内初の純国産カレー粉の製造に成功したエスビー食品の創業者、山崎峯次郎氏の古里。「カレーのまち」としてPRすることで、町の認知度向上、魅力の発信を行っている。
今回のスタンプラリーに参加しているのは昨年と同数の18店舗。カレーライスはもちろん、カレーラーメン、カフェのキーマカレー、うなぎ料理専門店のドライカレー、洋菓子店のカレーチーズタルトやカレーマフィンと、多彩な一品がエントリーしている。町役場や松伏町商工会、参加各店舗などで台紙を入手し、参加店舗で食べるたびにスタンプを押してもらって応募すると、3店舗クリアから全店制覇まで、店舗数に応じて、抽選で電動自転車や同町産新米10㌔、エスビーゴールデンカレー詰め合わせなどの豪華賞品が当たる。「推しみせ」はスタンプラリー参加者にイチオシを投票してもらい、一番人気の店を決定する。
「カレー川柳」のお題は「カレーの想(おも)ひ出」。町内外を問わず、1人3句まで応募できる。締め切りは11月30日。発表は来年1月22日で、当選者には「特製カレー川柳カレンダー」をプレゼントする。すでに9月から募集が始まっており、予想以上の投稿が集まっているという。町のホームページから川柳応募用紙をダウンロードし、同町環境経済課商工担当に郵送する。
スタンプラリー最終日の1月22日は全国学校栄養士協議会が定めた「カレーの日」。同町内の小中学校の給食でカレーを提供することにしている。
同課は「カレーのまちを町内外に広めたい。『松伏って何?』と聞かれ、『カレー』と答えてもらえるようになったらうれしい」と期待している。
<問い合わせ>松伏町環境経済課☎991・1854、松伏町商工会☎992・1771。