越谷市

特別支援学校に無影灯 越谷RCの社会奉仕事業で

越谷RCの増元会長(左)から「無影灯」
を贈られた越谷特別支援学校の小池校長
越谷RCの増元会長(左)から「無影灯」 を贈られた越谷特別支援学校の小池校長


 越谷ロータリークラブ(増元晃会長)は7日、社会奉仕事業の一環として、越谷市船渡の県立越谷特別支援学校に対し、歯科検診に使う無影灯(約14万8000円相当)を寄贈した。
 これまで同校にあった無影灯は、老朽化や古いモデルで暗く、検診に時間がかかるため、子どもたちの負担が増えていた。児童生徒は障害があるため、普通校の子どもたちより健診のスピードが求められる。同クラブ会員が同校の学校歯科医でもあることから、子どもたちの負担軽減を図ろうと無影灯を寄贈することになった。
 この日、同市越ヶ谷のイハシ第一ビルで行われた贈呈式で、同校の小池八重子校長は、「越谷特別支援学校は体が不自由な小学生から高校生まで計234人が通っている。毎年の歯科検診は大変負担がかかります。今回の寄贈は子どもたちの健康増進にもつながり、ありがたい」と謝辞を述べた。
 増元会長は「歯科検診に大変時間がかかり、子どもたちの負担になっていると聞き、学校は財政的にも厳しいため寄贈することにした。子どもたちの負担軽減にお役に立てれば」と述べた。