サッカーなでしこリーグ1部の「バニーズ群馬FCホワイトスター」の選手による「サッカー教室」がこのほど、越谷市小曽川のしらこばと運動公園で開かれ、同市内と近隣の中学生女子サッカー選手33人が参加した。
同チームのスポンサー企業である自動車販売会社「関東いすゞ自動車」(本社高崎市・田中隆夫社長)によるCSR(企業の社会的責任)活動の一環。同社の越谷支店が越谷市流通団地にあることが縁で、埼玉県で初めて開催された。
教室では大矢歩、小松未奈、大島彩香の3選手が講師を務め、パス練習やゲームを実施。リフティング大会もあり、中学生たちはプロ選手の技とスピードに驚きの声を上げながら、手ほどきを受けていた。また、いすゞトラックのモデルカーやタオルマフラーなどがプレゼントされた。
同社の柴田利行会長は「中学生選手たちの懸命なプレーに迫力を感じ、元気をもらった」と感動した様子。大矢選手は「経験を少しでも伝え、未来のなでしこを目指す子たちの力になれたらと思う。真剣にボールを取りに行く姿が見られ、自分たちがパワーをもらった」と笑顔で話していた。最後にサイン会もあり、交流を深めていた。
プロサッカー選手が指導 越谷 「なでしこ」と試合