越谷市

越谷/市内の全AED 自動電気ショックに


 越谷市は今月から、市が設置するAED(自動体外式除細動器)をすべて「オートショックAED」に変更する。さらに、市内の小中学校に2台目を設置するなど50 台を増設し、救命体制の一層の充実を図る。AEDの台数は178か所228台となる。
 一般的なAEDは、救助者がショックボタンを押す必要があり、心理的な負担から電気ショックが遅れるとの懸念が指摘されてきた。オートショックAEDは、電気ショックが必要な場合、自動で電気ショックを行うため、心理的な負担を軽減させ、確実に電気ショックを行うことができるという。
 県内の自治体では、春日部市、新座市、上尾市などが公共施設の一部にオートショックAEDを設置している。