JA越谷市 今月下旬から販売
JA越谷市は10月31日、越谷市相模町の大聖寺(通称・大相模不動尊)で、本年度特別栽培米に認定された越谷産コシヒカリ「越谷ふるさと米」に受験合格の祈祷(きとう)を受けた。同JAから水野広行組合長ら6人が参加。加藤弘詔住職がトラックに積まれた新米を前に「悪いことを除去して願いをかなえ、合格祈願、長生き、合わせて平和に過ごせますように」と祈祷した。
同JAでは毎年、受験生の縁起物として「合格祈願越谷ふるさと米」を新米の収穫期に販売しており、今年で7年目。越谷ふるさと米は、市内12軒の農家が生産したもので、種もみは温湯消毒、農薬は県平均の半分以下、肥料は有機成分のものを使用している。
水野組合長は「今年は夏場の高温障害で収穫が遅れ、量も少なかったが、いいものが出せてよかった」と胸をなで下ろした。
合格祈願米は1袋1キロ700円で、11月下旬から同JAの農産物直売所「グリーンマルシェ」1号店(越谷市増林2の66)、2号店(同市七左町7の209の4)の2か所で販売。定休日は水曜日と年末年始など。購入者には、一緒に祈祷した特製の「合格五角えんぴつ」がプレゼントされる。どちらも数量限定。
<問い合わせ>グリーンマルシェ1号店☎963・3003