越谷市七左町の医療法人健身会理事長の周東寛医師が、一般社団法人新極美術協会主催の「第30回極美本展」に出品した油絵「雪降る桜径(みち)」で、見事、内閣総理大臣賞を受賞した。
同協会はプロの画家と優れたアマチュア画家からなる団体で、周東理事長は副会長を務めている。
今回の極美本展の出品数は267点。そのうち極美大賞、内閣総理大臣賞を始め104点が賞を授与され、6日に東京・目黒のホテル雅叙園東京で行われた協会創立30周年記念式典で、周東理事長を始め受賞者に賞が授与された。
周東理事長は絵を描くことへの思いについて、「富士山や桜、そして清らかな美しいハスを描くことで、人々に幸福感をもたらすことができ、平安平和、健康長寿を実感できる」と強調。「見ていただいた人たちの笑顔を見た時に、生きている中で一番自分の味わいたいことだと思う」とし、「患者さんが元気になって、生き生きと健康づくりをしている姿に医者として喜びを感じるのと同じ」と話していた。
健身会クリニックには油絵や書など周東理事長の作品が多く飾られている。これからも芸術家として医術・芸術を極め、周りの人を幸せに導きたいというのが願いだという。
越谷/油絵で総理大臣賞 健身会の周東理事長