保護活動紹介やグッズも
猫に特化したイベント「~大きな『猫愛』でつながるプロジェクト~にゃんだふるDay」(東武よみうり新聞社など後援)が9月29日、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」駅前の見田方遺跡公園で、「越谷国際フェスティバル2024」と同時開催で行われた。
主催は猫愛好家の団体「にゃんだふるLife」。イベントを通じて猫愛を広げ、保護猫を1匹でも多く助けようと、越谷市在住のプロ音楽家、松本ひろ実さん、修一さん夫妻が中心となって行った。
猫好きの新井美帆子さん(40)と千鶴子さん(68)は猫グッズを見に訪れた。「保護猫を1匹飼っている。それ以上飼えないけれど、募金とか何かを買うことで助けてあげられたら」と話していた。かごのすず花工房のすずきゆかさんは猫をかたどったグラスホルダーなどを出品。田中瑞奈さん(56)は「すごくかわいい」とうれしそうに購入していた。
「保護猫カフェさくら」も参加した。店では、殺処分される猫を減らすため、野良猫を保護して不妊手術を施した上で元の場所に戻す「TNR活動」や相談会なども行っている。オーナーの星野美穂さん(57)は「店は保護猫の里親になれるカフェで、毎月譲渡会もやっているので、遊びに来て」と話していた。
このほか、「ウチの子自慢フォトコンテスト」や猫グッズがもらえるスタンプラリーが行われ、猫好きにはうれしい一日となった。
にゃんだふるLifeは「人間と猫がお互いに支え合いながら生きる社会」を提案している。
「少しでも猫助けができたら」と松本さん夫妻は初めてのイベントの手応えを喜んでいた。