越谷市

越谷/越谷LC毎年恒例献血協力呼びかけ

北越谷駅前で

北越谷駅前で献血を呼
びかけた越谷ライオン
ズクラブのメンバー
北越谷駅前で献血を呼びかけた越谷ライオンズクラブのメンバー

 越谷ライオンズクラブ(佐藤彰宏会長)が12日、東武スカイツリーライン北越谷駅前で毎年恒例の献血活動を行った。今回は、献血44人、骨髄登録6人、県がん登録(研究に役立てるためのがんの登録)13人の協力があった。
 午前10時から午後4時まで、約20人のメンバーが西口と東口に散らばり、献血の看板を持って「献血にご協力を」と道行く人に呼びかけた。この日は30度を超す真夏日で、歩く人は少なかったが、メンバーは暑さに負けじと声を張り上げていた。
 午前中の献血協力者はわずかだったが、同駅は文教大学の最寄り駅で、「学生に声をかけたら、学校が終わったら来てくれるという子がいた」という。また「以前、献血をしてくれた方には通知が行っているので来てくれるかも」と佐藤会長は話していた。県では毎日約700人分の献血が必要とされるため、同クラブは社会貢献の一環として、約50年前の発足当時から献血呼びかけを続け、春にJR武蔵野線南越谷駅周辺、秋に北越谷駅で活動している。「血液は人工的に作れない。長期保存もできない」というアナウンスを背にメンバーは汗だくでこの日も献血を呼びかけていた。