〝アグレッシブ〟に戦う 越谷アルファーズ
男子プロバスケットボールB1リーグ昇格を決めた越谷アルファーズは7月17日、越谷市役所で、2024~25年シーズンに向けた「ビジョン」を発表した。チームが進化し、B1で勝利するために、「Aggressive」(アグレッシブ=攻撃的)というスローガンを掲げた。
平均入場者数は20~21年の631人から23~24年は2266人と4倍近くに増加。パートナー企業も22~23年の98社から23~24年には150社となった。ファンクラブ会員数は21~22年の444人から24~25年には4000人を超える見込みだ。決算着地見込みは10億円超で、24~25年のシーズン目標として12億円を挙げた。
26年スタートの新しいトップカテゴリー「Bプレミア」参戦をめぐっては、大規模アリーナ建設という高いハードルがある。上原和人社長は「今は越谷の土地を利用させていただき、建てられる方法を模索している。28~29年くらいにアリーナの設備が整うまでに、参加基準の4000人集客と売上高12億円を突破していきたい」と述べた。
新加入の橋本竜馬、四家魁人、榎田拓真の3選手は「1試合1試合争っていきたい」(橋本選手)、「チャンスをつかめるように頑張りたい」(四家選手)、「開幕から旋風を巻き起こしたい」(榎田選手)と意気込みを語った。安齋竜三ヘッドコーチは「B1で戦える選手がそろえられた。どんな爪痕を残せるか、今からしっかり準備していい結果を残せるよう戦っていきたい」と締めくくった。
開幕カードは10月5、6の両日、国立代々木競技場第一体育館での対アルバルク東京戦。ホーム初戦は10月12、13の両日、越谷市立総合体育館での対琉球ゴールデンキングス戦となっている。