今年はマツケンサンバ
田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲で巨大な絵を描く「こしがや田んぼアート」が見頃を迎えた。壮大なアートを一望できる越谷市増林の東埼玉資源環境組合第一工場の展望台は、夏休みの子どもを連れた家族などで連日にぎわっている。
今年のテーマは「マツケンサンバで元気発信! オレ! ~全国でつなぐメッセージボール~」。俳優・歌手の松平健さんの芸能活動50周年と、老若男女に人気がある「マツケンサンバ」で日本を元気にしようという意図が込められた。白、赤、緑、紅色、黄色、黒の6色の古代米が使われた。黄色の生育が悪くやや色が弱いものの、巨大なマツケンが田んぼに広がった。
草加市から母親の田辺由紀さん(40)と来た巧真さん(7)は「面白くてきれい」と喜んでいた。髙橋一華さん(7)を連れた母親の文代さん(40)は「色鮮やかでビックリ」とうれしそうに眺めていた。展望台の入場時間は平日(祝日は休み)の午前9時~午後5時(受け付けは午後4時30 分まで)。8月中は土日も午後4時30分まで入場できる(同午後4時まで)。入場無料。
<問い合わせ>
越谷市観光協会☎︎971・9002