越谷市

越谷/〝越谷水辺エール〟で乾杯 レイクタウンの海開き

カヤック体験やマルシェ大盛況

大相模調整池周辺で行われた「LAKE&SEAレイクタウンの海開き」
大相模調整池周辺で行われた「LAKE&SEAレイクタウンの海開き」


 海なし県の海開き―越谷市レイクタウンの大相模調整池周辺で4月27日、「LAKE&SEAレイクタウンの海開き」が開催された。
 会場にはマルシェやキッチンカーが並ぶ中、足こぎペダル付きカヤック「HOBIE(ホビー)」体験や革細工ワークショップなどが行われ、大盛況だった。また、越谷生まれのクラフトビール「越谷水辺エール」のお披露目と午後0時19分(レイク)に合わせた乾杯が行われた。
 県と民間事業者が連携し、河川空間の利活用を行うNext川の再生「水辺deベンチャーチャレンジプロジェクト」の一環。レイクアンドピース(畔上順平代表取締役)が主催、越谷市、越谷市観光協会が後援した。同所では毎週土日と祝日にHOBIE体験と「越谷水辺エール」販売が行われる(荒天中止)。
 「越谷水辺エール」は、越谷独自のビールを造ろうと2019年に計画がスタートしたが、市内に醸造所がなく難航。そんな折、同市越ヶ谷の久伊豆神社の第三鳥居が三重県の伊勢神宮から譲り受けたものである縁から、同県伊勢市のクラフトビール醸造会社「ISEKADO」(二軒茶屋餅角屋本店)に醸造を依頼し、5年をかけて完成した。