ミモザの花に感謝の思い 国際女性デー
「国際女性デー」に合わせ、特別展示会が行われた越谷市役所本庁舎1階
越谷市役所本庁舎1階ATMコーナー付近で、3月8日の「国際女性デー」に合わせて、6日から12日まで「国際女性デー」と「日本ジェンダーギャップ指数」に関する特別展示会が行われた。越谷市人権・男女共同参画推進課と男女共同参画支援センター「ほっと越谷」が共催した。
「国際女性デー」は、女性の権利と国際平和を祝う日として各地で記念日に催しが開かれている。
起源は諸説あるが、1904年、アメリカで婦人参政権を求めるデモが起きたのをきっかけに、ヨーロッパでもこうした運動が広がった。75年の国連総会で、3月8日が「国際女性デー」と定められ、女性の社会参加を呼びかける記念日となった。イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれ、大切な女性に日頃の感謝を込めてミモザを贈る習慣がある。日本でも最近は多くのイベントが開催されるようになってきた。
同市でも「記念日があることを周知したい」と展示会を開催した。今回は「ミモザの花束をつくろう」と、身近な女性に「ありがとう」を伝えるために、花の形の付せんを用意して、言葉を書いて貼ってもらった。「家事・育児任せてばかりでごめん。ありがとう」、「いつもたすけてくれて、ありがとう」など、感謝をつづった付せんが貼られていた。
同課の瀧口朋秀さんは、「(展示をすることで)女性感謝デーという記念日を知ってもらい、ミモザの花をつける付せんが増えてくれればうれしい」と話していた。