越谷市武術太極拳連盟(佐々木浩会長)は2月21日、能登半島地震の被災地を太極拳で応援しようと、越谷市総合体育館メインアリーナで「第29回チャリティ太極拳の集い」を緊急開催した。
越谷市連などの指導員がボランティアで講師を務め、参加費1000円で、入門初級太極拳などを行った。
急な告知だったが、近隣の松伏町連、吉川市連、春日部市連が開催に賛同。さらに川口、蕨、幸手、所沢、さいたま各市などからも参加があり、総勢197人、講師10人が参加する盛大な集いとなった。
この結果、受講料19万7000円、寄付金43万8000円、計63万5000円と過去最高の義援金が集まった。全額、石川県珠洲市に寄贈する。
佐々木会長は「地域を越えての広がりは、太極拳で社会貢献をしていくことが浸透していると痛感した」と話している。
越谷/能登支援〝太極拳〟200人集まる