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草加、三郷、越谷/能登へ届け 支援金など

輪島市と穴水町に支援金/草加市

 草加市は1月25日、能登半島地震で被災した石川県の輪島市と穴水町に支援金を送付した。支援額は、輪島市に178万9213円、穴水町に178万9214円。

 1月4日に市内11か所の公共施設に設置した募金箱と、東武スカイツリーラインの市内4駅で街頭募金を実施し、18日までに集まった分をほぼ均等に分配した。5日には山川百合子市長自ら、草加駅での募金活動に参加、協力を呼びかけた。同市危機管理課では、「一日でも早く復興できるよう使っていただきたい」と話している。

5日、草加駅で募金活動を行った山川百合子市長 (草加市提供)

 一方、草加市商店連合事業協同組合の三井忠代表理事は1月23日、能登半島地震の被災者に対する義円を山川市長に手渡した。市長から被災地に贈られる。同組合は地震発生以来、組合員や市内各地区の商店会に呼びかけて義援金を集め、この日開かれた賀詞交歓会に先立ち、犠牲者に黙とうを捧げた後、贈呈式を行った。

 義援金は同組合と市内各地区商店会会員一同の連名で、草加市と関わりのある石川県内の市町へ贈ってほしいと要望。山川市長は「市民の皆さまに自分事として心を寄せていただき感謝する」と述べた。同組合には引き続き義援金が届けられており、今後も寄付するとしている。

賀詞交換会で目録を手渡す三井忠代表理事(右)と受け取る山川百合子市長(左)

議員研究会費から25万円を寄付/三郷市議会

 さらに、三郷市議会は1月24日、全議員が積み立てている議員研究会費から25万円を災害義援金として北信越市議会議長会に寄付した。同市議会議長会は石川、富山、福井、新潟、長野の5県の58市議会議長で構成する団体。同市議会の鈴木深太郎議長は「一日も早い復興が全議員の願い」と話している。

越谷駅で募金活動を実施/越谷中央ライオンズ

越谷駅改札口前で募金活動を行う、越谷中央ライオンズクラブのメンバーら (越谷中央ライオンズクラブ提供)

 また、越谷中央ライオンズクラブ(小林勝会長)は1月16日、東武スカイツリーライン越谷駅改札前で能登半島地震災害義援金の募金活動を実施した。同クラブのメンバー13人が参加。午後6時30分から約1時間30分で20万1821円の義援金が集まり、石川県に直接送金された。小林会長は「引き続き支援の輪を広げて行きたい」と話していた。