来年11月 小鹿野町・交流の森に植樹
越谷市は市内在住の小中学生に対し、苗木を各家庭で育てて、来年11月頃、小鹿野町の「こしがや・おがの交流の森」に植樹する「苗木のホームステイ」への参加を呼びかけている。
両市町は今年5月、「森林整備の実施に関する協定」を締結。これに基づく交流事業として今回のイベントを企画した。
苗木の配布は、来年2月3日午前9時30分から、同市役所エントランス棟3階会議室で実施。対象は小中学生を含む家族30組(約120人)。森林育成のプロから育て方、ポットへの植え替え方法などを習い、苗木を家に持ち帰って育てる。
これに参加した家族は来年11月頃、小鹿野町へのバスツアーに参加(バス代無料)。2025年に同町と秩父市にまたがる「秩父ミューズパーク」で行われる「第75回全国植樹祭」の200日前イベントで、育てた苗木を両市町の市長、町長らとともに植樹する。
一連の取り組みは、来年度から導入される森林環境譲与税を活用する。
同市環境政策課では「森林や身近な緑の大切さについて学び、市民の地球温暖化や森林保全に対する意識を高めてほしい」と話している。
苗木のホームステイおよび植樹イベントはいずれも無料。参加申し込みは、来年1月19日までに、電子申請(掲載の二次元コード参照)か電話で。申し込み多数の場合は抽選。
<申し込み・問い合わせ>越谷市環境政策課☎963・9183。