越谷市

越谷市/渡邉さんに県知事賞 税の作文で46人表彰

県納税貯蓄組合総合会会長賞の栗原さん、県知事賞の渡さん、教育長賞の小野寺さん(右から)
県納税貯蓄組合総合会会長賞の栗原さん、県知事賞の渡邉さん、教育長賞の小野寺さん(右から)


 令和5年度「中学生の税についての作文」入選者表彰式が11月21日、越谷市中央市民会館で行われた。
 越谷市租税教育推進協議会と越谷税務署管内納税貯蓄組合連合会が主催し、同市内の中学生46人が表彰された。
 税を題材とする作文によって中学生に税への関心を持ってもらおうと1967年に始まり、今年で57回目。県内346校、4万1202編の応募作品中、越谷市からの応募は15校、4444編で、熊谷市の7697編に次いで2番目の多さとなった。
 県知事賞を受賞した渡邉優里さん(越谷北中3年)の作品「笑顔のタネ」は、小学生時代に税のおかげで祖父母と笑顔の時間が作れたことを題材にした。県教育委員会教育長賞の小野寺葵さん(同)「大きな花を咲かせるには」、埼玉県納税貯蓄組合総連合会会長賞の栗原成美さん(栄進中3年)「日本の伝統文化をつなぐ税金」も、それぞれ県内上位の成績で受賞した。
 越谷市の福田晃市長は「市では再来年までに学校にクーラーを入れることを決めた。道路や公園設備にも税金が使われている。常に税金に関心をもって考え続けてほしい」と話していた。