越谷市

越谷市/イベントでキャンプや工作体験 1万人でにぎわう

大人気だった越谷こだるまデコレーション・ワークショップ
大人気だった越谷こだるまデコレーション・ワークショップ


 越谷のまちづくりイベント「Lake and Peace(レイク・アンド・ピース)2023」が9月30日と10月1日の2日間にわたり、越谷市レイクタウンの大相模調節池周辺とイオンレイクタウンkaze、見田方遺跡公園で、昨年よりエリアを広げて開催された。5回目の今回は、キャンプ体験、キッズのワークショップ、スポーツ体験など昨年に比べて内容がパワーアップ。40店舗以上のキッチンカーやテントブースも出店し、約1万人(主催者発表)の来場者を楽しませていた。

 今回のテーマは「まだ見ぬ、『いつも』をつくろう」で、新しい体験や食を感じてもらおうというもの。
 キャンプゾーンでは、キャンプ飯、まき割り体験が行われた。ペットゾーンでは「ペットと水辺でのんびり過ごす」をテーマにワークショップを展開。1日はペットと一緒にカヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)も予約制で乗ることができた。アートゾーンでは、越谷こだるまデコレーション・ワークショップが大人気。カラフルなだるまにビーズなどのデコ体験をして子どもたちが笑顔を見せていた。
 箱の中に恐竜や動物、草木を飾って庭を作る「恐竜のお庭ワークショップ」に参加した岩波千咲さん(8)は「工作が好き」と、木箱に草や川を表現し楽しそうだった。藤盛恵さん(30)、聖奈ちゃん(5)、瑠奈ちゃん(3)は、「楽しそうだったのでここでお弁当を食べることにした。風が気持ちいい」と親子の時間をゆっくりと過ごしていた。
 今回は各地からこれまで以上に幅広いワークショップの参加があった。神奈川県から出展した糸専門会社の「大貫繊維」は、残糸を組みひも機にかけて編み込み、キーホールダーやミサンガを作って、来場者を喜ばせていた。
 実行委員長の畔上順平さんは「豊かな水辺が市民の憩いの場所になればいい。ペットやアートゾーン、お客さんのコンテンツが増えている。新しいイベントを感じてくれたと思う」と笑顔を見せていた