不足深刻 猛暑の中奔走
越谷ライオンズクラブ(河上春男会長)が13日、東武スカイツリーライン北越谷駅西口で春と秋に年2回行っている恒例の献血活動を行った。
「お時間があれば献血をお願いします!」
メンバーは西口、東口に分かれ、看板を持って道行く人に献血を呼びかけた。30度を超える真夏日で、歩行者もまばらだったが、参加した20人のメンバーは目標の60人の献血者を求めて声をからした。
「暑いから予想以上に歩いている人が少ない」と、メンバーの井原幸男さん(77)。午後1時までに25人に協力してもらったが、目標達成のためメンバーらはわずかな休憩だけで奔走。結局、65人が受け付け、50人が献血してくれた。
同クラブの献血活動は約50年前の発足当時から続いており、来年は5月に行う予定という。
日本赤十字社埼玉県赤十字血液センターによると、9月21日現在の献血状況は、400㍉・㍑献血で、A型血液が4段階で不足がもっとも深刻な「非常に困っている」、O型とB型がその次に深刻な「困っている」で、AB型だけが「安心です」となっている。