｢真っ青な夏空の下で、1dayアクア～アクアビクス～｣が6日、県立草加東高校の屋外プールで行われ、11人が参加した。主催は公益財団法人草加市スポーツ協会。
アクアビクスは水中のエアロビクスで、陸上よりも体への負担が少なく、少しの運動でもエネルギー消費量が多いのが特徴だ。
講師の海津美弥子さんが音楽を流すと、参加者は、深さ1･5㍍のプールに首までつかりながら、リズムに合わせた。深さがあるので、体への負荷ががかかり、笑顔を忘れる人も。それでも｢あと足の蹴り上げ30回ね｣と軽くげきを飛ばす先生に、泣きと笑いが重なるイベントとなった。
参加した小曾根進さん(72)は｢(改築中の草加の)プールでも参加していたので来ました。やっぱり楽しいですね｣と話し、豊岡由紀子さん(72)は｢外プールには入ったことがないので楽しみです。ラッシュガード着てこなかったけど大丈夫かしら｣と不安げな表情で参加した。
不安をかき消すように、天候は良好だった。大気が不安定で、太陽が雲に隠れたり顔を出したりといいあんばいだったのだ。｢思っていたより日差しの影響がなかった。すがすがしい運動ができた｣と57歳の女性はうれしそうに話した。
清水千津子さん(72)は｢来年また参加したい｣と早くも次回を楽しみにしていた。
屋外プールの爽快感や、風を感じながらのスポーツに、参加者は満足げな表情だった。 (都)