22日、千葉県市川市「大町自然観察園」
自然観察会を通じて、動植物や川・沼・森など自然と人間の相互共存の認識を深める活動を続けている「埼玉県東部自然観察会(STN)」が22日、千葉県市川市の「大町自然観察園」で自然を楽しむ会を開く。参加者を募集している。
STNは県東部在住の日本自然保護協会の自然観察指導員が中心となり、2001年以来、年に6回程度の自然観察会を実施。今回で136回目となる。
同観察園は「長田谷津(ながたやつ)」と呼ばれる、周囲を斜面林に囲まれた東西約1キロの湿原。湿原植物など野草の種類が多く、多くのトンボやチョウも見られる。野鳥の観察でも有名。「駅から5分の街中の公園とは思えない、優れた自然観察地」だという。
スケジュールは、午前9時15分に北総開発鉄道「大町駅」の駅前広場に集合。ゆっくり歩きながら観察園内を巡り、正午頃に同駅改札口前で解散する。雨天の場合は中止。
大町駅までは、JR武蔵野線利用の場合、午前8時25分南越谷発の上り列車に乗り、東松戸駅で北総線「印旛日本医大行き」に乗り換えると、午前9時5分に大町駅に着く。
事前申し込み不要。対象は誰でも。参加費200円、中学生以下100円(保険代など)。飲み物、筆記用具、ある人は双眼鏡、植物図鑑など持参。弁当は自由。暑いので帽子着用。少し汚れてもいい服装で。
問い合わせはSTNの近岡さん☎943・3951、村木さん☎904・4648、松田さん☎975・1976。