草加、越谷、八潮地区を中心に活動しているジャズのビッグバンド｢サーズデイ･ジャズクラブ｣が、11日午後１時30分から八潮市中央の八潮メセナで、コンサート｢Yashio Jazz Flash(八潮ジャズフラッシュ)｣を開く。コロナ禍の収束で久しぶりに入場制限をなくしての開催。｢練習を十分積んだので、楽しんでもらえれば｣とバンドリーダーの山口光臣さん(71)は来場を呼びかけている。
同クラブは1999年結成。メンバー18人は、30代から最高齢86歳の笛木平八郎さん(テナーサックス)まで経験豊富。サックス、トランペット、トロンボーンなどの金管に、ピアノ、ドラムスなどリズムセクションを加えた大規模編成で迫力満点だ。毎週木曜の夕方に草加市中央公民館で練習を続けている。
コンサートは３部構成。ジャズの名曲では｢真珠の首飾り｣、映画音楽では｢オーバー･ザ･レインボー｣、ラテンナンバーでは｢闘牛士のマンボ｣など、いずれも聞きなじみのある曲をそろえた。｢お客さまと一緒に楽しむがポリシー｣(山口さん)という。
第２部では、八潮を中心に活動している音楽家･演奏者団体の｢あかみみおんがく｣とのコラボも楽しめる。
曲作りを率いるコンサートマスターの市川亜希子さん(47)は｢一体感のある演奏をお届けしたい｣と話している。
開場は午後１時。入場無料。
＜問い合わせ＞八潮市文化協会事務局りらーと八幡☎995･6216。