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草加市/暮らしの拠点「TOBU icourt」オープン

 東京スカイツリーライン「獨協大学前〈草加松原〉駅」西口の草加市松江3丁目(獨協大学エリア)に先月30日、商業施設「TOBU icourt/トーブイコート」が開業し、にぎわいを見せている。

獨協大学前にオープンした商業施設「TOBU icourt」

 UR都市機構が所有する「草加松原団地近隣型商業施設街区」の土地賃貸事業者に選定された東武鉄道(根津嘉澄社長、本社・東京都墨田区)が開発を進めてきた。〝カラダとココロの五感を満たすみんなに「心地よい暮らし」〟を提案する場所をコンセプトとしている。名称はi=「私の」、court=「中庭」を意味し、身近な暮らしの拠点になるようにと名付けられた。

 施設内にはスーパーマーケットの「ヤオコー」を核店舗とし、100円ショップやファストフード、レストラン、カフェ、小児科や歯科クリニック、コインランドリー、美容室など計24店舗が出店(一部店舗は4月以降)。敷地面積約1万2200平方㍍、延べ床面積約9160平方㍍で、鉄骨造2階建て。駐車場は152台を収容できる。

駐車場側見た「TOBU icourt」の様子

 屋根には約980枚のソーラーパネルが設置され、自家発電で年間使用電力量の約15%をまかなうという。また、建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS」で三つ星を獲得している。
 同社では「地域の魅力を高める街づくりを進めたい」と話している。