イチゴ狩りが楽しめる「越谷いちごタウン」が来年1月3日にオープンする。9シーズン目。今シーズンも新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で開場する。通常のイチゴ狩りのほか、常時イチゴのパック販売を行う。
「越谷いちごタウン」は、越谷市が観光農業の振興を目的に、都心に一番近い高品質なイチゴ生産地を目指して整備した。運営は生産者で組織する「越谷いちご団地生産組合」(前田寿樹組合長)。8棟のハウスを4軒のイチゴ生産者に貸し出している。
栽培品種は紅ほっぺ、章姫(あきひめ)、かおり野のほか、埼玉県の品種「あまりん」、新品種の「ほしうらら」など9種類。オープン日には入り口付近に売り場を設けて、旬のイチゴを販売。品種が日替わりで登場する楽しみもある。
前田組合長(42)は「今年は気温も高めで、例年と比べて順調に育っている。人気品種の『あまりん』の栽培面積を増やし、来場者のニーズに対応します。おいしいイチゴをたくさん作ってお待ちしています」と呼びかけている。
開園期間は1月3日から5月末まで。インターネット予約優先で入場できる。予約できる時間は午前10時、午前11時30分、午後0時30分のいずれか。予約をしていない人は、当日の受け付け状況をインターネットか電話で確認してからの来場を勧めている。
料金は45分の食べ放題で小学生以上2500円、3歳以上就学前まで1300円。月曜定休。
なお、越谷市内には同タウンのほか、8か所の観光いちご農園がある。
<問い合わせ>越谷いちごタウン(越谷市増森1の41)☎965・1514。
おいしいイチゴ味わって 越谷で来月3日農園オープン