「第40回記念草加市美術展」(草加市美術協会、草加市主催、草加市教育委員会後援、東武よみうり新聞社など協賛)が21日から始まり、29日まで草加駅東口の「アコスホール」で行われている。
日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門にわたる公募に計229点の応募があり、10日に各部門の審査が行われた。
その結果、最優秀賞とも言える「草加市美術協会賞」には松村文香さん(さいたま市大宮区浅間町)の洋画「山小屋の祖母」が輝いた。また、「東武よみうり新聞社賞」は山本実幸さん(同市吉町)の日本画「薫虎(かおるとら)」に決まった。
「第40回記念草加市美術展」の入賞者は次の通り(敬称略)。
▽草加市美術協会賞=洋画「山小屋の祖母」松村文香(さいたま市大宮区浅間町)
▽草加市長賞=洋画「奔流」戸澤保雄(草加市谷塚町)、写真「開発と人」彦坂正治(同市清門)
▽草加市議会議長賞=洋画「深海からの遣い」多賀谷裕子(同市弁天)、工芸「時を越えてー母の写真よりー」加藤珠美子(同市青柳)
▽草加市教育委員会賞=書「七言二区」白石香聖(東京都江東区)、彫刻「立ポーズ」中村雄介(草加市八幡町)
▽草加商工会議所会頭賞=洋画「月舞」川口修(同市長栄)
▽草加市文化協会賞=写真「願掛け」粂ひろ子(同市谷塚上町)
▽東武よみうり新聞社賞=日本画「薫虎」山本美幸(同市吉町)
▽地域新聞社賞=書「和康五望月有懐」関口陽石(同市谷塚町)
▽J:COM賞=工芸「彩釉花器」藤倉吉信(蓮田市駒崎)。