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草加市・「子ども大学」でアイス企画開く

 草加市立高砂コミュニティセンターで9日、講座「子ども大学そうか」が開かれ、市内の小学5、6年生35人が参加した。
 「子ども大学そうか」は、小学5、6年生を対象に、大学教授や専門家を講師に招いて、学校では体験できないことを楽しく学ぶ体験型の講座。今年で8回目。

 同日の講座は、アイスクリームなどを製造・輸入・販売している「ハーゲンダッツジャパン」(本社・東京都目黒区)が協力した。テーマは「喜んでもらえるアイスクリームってどんなもの? ~働くことを考えてみよう~」。
 講座は2部に分かれて行われ、前半は、同社のアイスクリームについての考え方などを知る座学。後半では、「祖父母の誕生日に家族全員が喜ぶアイスクリームを企画する」といったテーマでグループワークが行われた。

後半のグループワークの様子。アイデアを出し合い、企画を練る子どもたち

 グループワークは4、5人が1組となって、企画を練った。最初は緊張してお互いに言葉を交わすことができなかったが、企画発表の時間が迫るにつれて、積極的に意見交換を行うようになり、真剣な表情でグループごとの企画書を完成させていった。
 最終発表では、焼きイモや栗など秋の味覚を使用した「ウエハース・ザ・ベイクド・スイートポテト」や、抹茶、チョコ、イチゴ、キャラメル味の4つの味が楽しめるクローバー型の「クローバーアイスケーキ」などのアイデアが発表された。

自分たちの企画・アイデアを発表する子どもたち

 「クローバーアイスケーキ」を企画したグループの樽井栞七さん(11)(市立稲荷小6年)は「家族が集まった時に好きな味が楽しめる、見た目にもこだわったアイスクリームを企画した。みんなで企画を考える時間が楽しかった」と笑顔で話した。