「三郷市子ども会育成連絡協議会」(浅野俊一会長)は、7月15日から、小中・高校生向けに、「三郷のいいとこカルタ」に登場する場所を巡る、〝非接触型〟のデジタルスタンプラリーを始めた。9月30日まで。
同協議会は昨年4月、「三郷のいいとこカルタ」を作成したが、カルタ大会などをコロナ禍で開催できず、普及活動が不十分だったため、新たにPR作戦を企画した。このラリーは、同市のスマートフォンアプリ「ポケットみさと」を活用するもの。市のホームページ(二次元コード)などから、同アプリをインストールして、トップ画面の「イベント」から、「デジタルスタンプラリー」をクリックして始まる。
巡る場所は、「歴史」(安養院、彦倉虚空蔵尊など北西部)、「公園」(みさと公園、におどり公園など市南部)、「電車」(三郷中央駅、三郷駅など市北東部)の3コースがあり、各コースにカルタに登場する7か所が設定されている。
GPS(全地球的測位システム=位置を知るための仕組み)と連動し、その場所を巡ると、地図や、カルタの絵が表示され、アプリ上でスタンプを押すと「完」マークが表示される。
どのコースでも1コースを〝制覇〟すれば、先着順でオリジナル図書カード(500円分)がもらえる。
対象は市内小中・高校生だけで1端末1人分まで。「特典を受け取る」のボタンを押すと、特典申し込みページが開き、賞品を受け取る市ことができる。
同協議会事務局の同市青少年課は「家族や友だちとって、地元の名所や歴史を知ってもらえれば」としている。
<問い合わせ>三郷市子ども会育成連絡協議会事務局(三郷市青少年課内)☎953・1040。