現役や元アスリートらが講師となった「市制施行50周年記念スポーツセミナー」が11日、三郷市泉の「セナリオハウスフィールド三郷」(同市陸上競技場公園)で開かれた。
セミナーは午前の部と午後の部の2回に分けて実施され、午前は走り方、走り高跳び、走り幅跳びの3種目をまとめた「陸上競技3種目体験教室」のほか、「スケートボード体験教室」、「ウォーキング教室」が行われ、約180人が参加した。
また、午後にはボッチャやフロアゲートゴルフ、フライングディスクなど9種目の体験会が開かれ、多くの参加者でにぎわった。
午前の走り方教室では、元・陸上選手で同市PR大使の髙橋萌木子さん(33)が講師を務めた。髙橋さんは「アスリートとして、体を動かすことも大事だが、心のあり方を学んだ。そのことを皆さまに伝えたい」とし、自身の経験などから、走るために必要な姿勢や構え方、手や足の動きのほか、体のバランスを知ることなどを参加者らに意識させながら、丁寧に指導していた。
また、会場には飲食店ブースの出店や、聖火トーチを持って撮影できるフォトスポットなどもあり、参加者らは一日、スポーツに触れ合い楽しんでいた。