三郷市を中心に活動しているフラダンスサークル「へ ハナ ナネア カ フラ」(戸高スミ江代表)が18日午後0時30分から、同市鷹野文化センターで「第6回フランダンス発表会」を開く。92歳や89歳のメンバーも元気に出演する予定で、フラダンスファンの注目を集めそうだ。
同サークルは3年に1回、発表会を開いている。フラダンスを指導しているのは、同サークルの戸高代表(80)。戸高代表は、同市や越谷市、東京都江戸川区でも教室を主宰しているほか、三郷市立彦糸中学校の「地域貢献部」にもフラダンスを指導している。
戸高代表が、瑞沼市民センター(同市上彦名)で指導する教室に通っているのが、最年長の仲村直子さん(92)。ハワイアン音楽が大好きな仲村さんはフラダンス歴7年。1回2時間程度のレッスンを月2、3回受け、「自分が亡くなった時は棺おけにフラダンスの衣装を入れて」と夫に言うほどフラダンスにはまっている。
一方、同教室に18年間通ってきた黒澤敏子さん(89)も、楽しみながらフラを続けている1人。「仲間同士で一緒に踊るのが楽しい。踊り始めてから姿勢もよくなった」と笑顔で話す。
18日の発表会では、男女約100人がフラダンスを披露。年齢などによるクラス分けでの発表のほか、踊り手全員で踊るフラダンスも見ものという。
戸高さんは「楽しくなければフラダンスではない。来場者の方々も見てて楽しい発表会になると思う」と話している。