公益財団法人草加市文化協会は、管理運営する同市文化会館の開館50周年を記念したパンフレット「ここは想い出をつなぐ場所―50年のあゆみ」を作成、利用者らに配布を始めた。
パンフレットはＡ４判、４㌻、見開きで１９６７年の用地買収に始まり、72年の開館から現在までを、年表スタイルで掲載。着工の様子や、結婚式場だった時代、ホールで開催されたコンサートのチラシなどの写真を入れて構成した。
50周年の記念ロゴは、ギフトボックスに見立てて、市民に感謝の気持ちを贈りたいという思いを表現した。ロゴカラーは緞帳をイメージ、未来への幕が上がることを意味している、という。
また同会館敷地内にある意外と知られていないモニュメント、庭園のたるなども紹介。第１会議室・レセプションルームで使用のいすは、結婚式場で使われていたものが今も現役で使われている、とか。
同協会は「若い人にも会館の歴史を知ってもらい、50年支えてくれた利用者の皆さんに感謝するとともに、これからの利用者増を目指すツールにしたい」という。記念企画の「みんなの想い出 ふえる写真展」も開催中だ。
パンフレットは６０００部作成、同文化会館、公民館・文化センターなどで配布している。
＜問い合わせ＞草加市文化会館☎９３１・９３２５。